韓国旅行で薬を持ち込みのルール|イブやロキソニン、鎮痛剤が禁止に

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韓国旅行を計画している際に、薬の持ち込みについて不安を感じている方も多いのではないでしょうか。特に、常用薬や精神薬を持参する場合、「韓国旅行で薬の持ち込み」について事前に調べておかないと、税関でのトラブルや持ち込み禁止による没収といったリスクがあります。海外旅行で薬を持って行き方を間違えると、現地で困ることが少なくありません。

例えば、ロキソニンは持って行ったほうがいいか迷う方もいるでしょう。韓国では、日本と異なる薬の規制があり、解熱鎮痛剤やサプリメントの錠剤であっても、持ち込み方によっては問題になるケースがあります。特に、向精神薬を含む薬を韓国に持ち込みたい場合には、事前に申請を行う必要があり、適切な書類を揃えておかないと入国時にトラブルになることもあります。

また、税関での薬の持ち込みチェックに備え、パッケージのまま持参したり、医師の診断書を準備することが重要です。韓国では、一部の薬が持ち込み禁止とされているため、事前に韓国に持ち込み禁止の薬に該当しないか確認しておきましょう。

この記事では、韓国旅行で薬を持ち込む際に気をつけるべきポイントやおすすめの薬、事前に申請が必要なケースについて詳しく解説します。トラブルを避け、安心して旅行を楽しむために、ぜひ参考にしてください。

2025年4月から、韓国では鎮痛剤「イブ(EVE)」や「ロキソニンSプレミアム」に含まれる成分「アリルイソプロピルアセチル尿素」が持ち込みの規制対象となり、税関でのチェックが厳しくなっているため、渡航時は注意が必要です。
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記事のポイント

– 韓国旅行で薬を持ち込む際のルールや注意点がわかる
– 精神薬を韓国に持ち込むための申請方法が理解できる
– 韓国で持ち込み禁止の薬の種類や対策がわかる
– 韓国旅行におすすめの薬や持参方法がわかる

本記事は「厚生労働省」など政府機関をはじめ、「駐日大韓民国大使館」「仁川国際空港」「JAL」など信頼のおけるサイトの情報を中心に調べて執筆しています。個人の薬に関する問い合わせは、主治医や専門の医療機関にご相談いただくことを強くおすすめいたします。

韓国旅行で薬を持ち込み時の注意点│イブやロキソニン、鎮痛剤は?

  • 「イブ(EVE)」を含む一部の薬が持ち込みNGに
  • 海外旅行に薬の持って行き方は?
  • 韓国で持ち込み禁止の薬とは?
  • 韓国に精神薬を持ち込みできる?
  • ロキソニンは持って行ったほうがいい?
  • 韓国旅行でおすすめの薬とは?
  • サプリメントや錠剤を持ち込む方法

「イブ(EVE)」を含む一部の薬が持ち込みNGに

韓国旅行で薬を持ち込みのルール│イブやロキソニン、鎮痛剤が禁止に|「イブ(EVE)」を含む一部の薬が持ち込みNGに
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韓国連合ニュースによると、2025年4月から「イブ(EVE)」をはじめとする一部の日本製鎮痛剤が持ち込み禁止の対象となりました。旅行や出張で韓国を訪れる際に、普段から使用している市販薬をうっかり持ち込んでしまうと、空港の税関で押収されたり、場合によっては違反記録が残る可能性があります。

この規制の対象となったのは、鎮痛剤に含まれる「アリルイソプロピルアセチル尿素」という成分です。これは日本では問題なく使用されているものの、韓国では向精神薬に分類されており、麻薬類管理法の対象になっているためです。

具体的には、以下のような製品が持ち込み禁止とされています。

×持ち込み禁止
・イブクイック頭痛薬DX
・イブクイック頭痛薬
・イブA錠
・イブA錠EX
・ロキソニンSプレミアム
・バファリンプレミアム
・アダムA錠 など
>>「アリルイソプロピルアセチル尿素」を含む市販薬一覧 (参照:PLAMEDplus)

向精神薬とは、精神や感情に影響を及ぼす薬のことで、依存性や悪用のリスクがあると判断された成分が対象になります。これらの製品には規制対象の成分が含まれており、誤って持ち込んだ場合、空港での押収や事情聴取の対象になる恐れがあります。

特に、複数個をまとめて持ち込むケースでは「商用目的」や「密輸」と疑われ、さらに厳しくチェックされることもあるようです。

一方で、「イブスリーショットプレミアム」や「バファリンルナi」など、同じシリーズでも成分の異なる製品については、現時点では持ち込み可能とされています。

◎持ち込み可
・イブスリーショットプレミアム
・イブ
・イブメルト(製造終了)
・バファリンプレミアムDX
・バファリンA
・バファリンライト
・バファリンルナi
・バファリンルナJ
・小児用バファリンCⅡ
・小児用バファリンチュアブル

ただし、見た目が似ていても成分が異なる場合があるため、外観だけで判断するのは危険です。パッケージ裏の成分表示を確認し、不安がある場合は薬剤師に相談するのが安全です。

このように、日本で一般的に使われている薬であっても、海外では法律によって取り締まりの対象となることがあります。特に医薬品に関しては、事前に現地の情報を調べ、必要に応じて医療機関で処方された薬を携帯するなどの対策を講じることが重要です。

アリルイソプロピルアセチル尿素って何?

エスエス製薬によると、アリルイソプロピルアセチル尿素は、日本の市販薬に幅広く使われている成分の一つで、主に鎮痛薬や解熱薬、鎮静作用のある薬に含まれています。名前は少し難しく感じますが、役割としては「痛みを和らげる」「イライラを抑える」といった働きをする成分です。

この成分は、中枢神経に作用することで神経の興奮を抑え、頭痛や生理痛、歯の痛みといった身体の痛みだけでなく、気分の高ぶりなど精神的な不快感にも効果が期待されるとされています。また、穏やかな鎮静作用があるため、眠気を伴うこともある点が特徴です。

海外旅行に薬の持って行き方は?

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海外旅行に薬を持って行く際には、準備を怠らないことが大切です。特に、常用薬がある場合や長期滞在を予定している場合、持ち込み方法をしっかり確認しておきましょう。薬の持ち込みに失敗すると、現地で困るだけでなく、税関でのトラブルにもつながります。

まず、薬を持ち運ぶ際には、元のパッケージのまま持参するのが基本です。錠剤やカプセルは、医師が処方した際のシートやボトルごと持って行きましょう。パッケージを外して持ち運ぶと、中身がわからず税関で没収されるリスクがあります。

次に、液体薬については、国際線の機内持ち込みルールに注意が必要です。一般的に、液体薬は100ml以下の容器に入れ、1リットル以下のジッパー付き透明袋にまとめておきます。手荷物検査で袋ごと提示することで、スムーズにチェックを受けられます。

また、常備薬や処方薬を持ち込む際には、医師の診断書を用意することが望ましいです。診断書には、薬の成分や服用理由、量などが明記されている必要があります。英語や現地語で記載されていると、税関での説明がしやすくなります。

薬の持ち運びに際して、キャリーバッグに入れるのは避けたほうが無難です。万が一、預け荷物が紛失した場合、すぐに取り出せないためです。特に常用薬や緊急で必要な薬は、必ず機内持ち込みにしておきましょう。

最後に、持ち込む薬の成分が、渡航先で規制されていないか事前に確認することが大切です。大使館や航空会社の公式サイトを確認すると、最新情報を得られます。正しい手順を踏めば、トラブルを避けて安心して旅行を楽しめます。

韓国で持ち込み禁止の薬とは?

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韓国では、薬の持ち込みに関する規制が非常に厳しく、特に麻薬類や向精神薬を含む薬には注意が必要です。持ち込みが禁止されている薬を所持していると、税関で没収されるだけでなく、法的な処分を受ける可能性もあります。

代表的な禁止薬として、向精神薬があります。睡眠薬や抗不安薬として使用されるゾルピデムやジアゼパム、アルプラゾラムなどが含まれます。これらの薬を韓国に持ち込む際には、自己治療用として使用する場合であっても、事前に申請して許可を得る必要があります。

また、大麻成分を含む薬も持ち込みが禁止されています。例えば、CBDオイルのように、日本では合法であっても、THCが含まれていると韓国では違法です。持ち込みを試みた場合、厳しく取り締まられるため、成分表をしっかり確認しましょう。

一般的な市販薬の中にも、成分が規制されているものが含まれている場合があります。例えば、鎮痛剤の一部や風邪薬が、韓国では処方薬として扱われることもあり、申請が必要となるケースもあります。市販薬だからといって油断せず、持ち込む前に確認が大切です。

どうしても必要な薬が禁止薬に該当する場合は、韓国に入国後に現地の医療機関で代替薬を処方してもらうのが安心です。また、長期滞在や留学の際には、現地で使用できる薬を医師と相談しておくことをおすすめします。

韓国に薬を持ち込む際には、規制に従って必要書類を揃え、正規の手続きを踏むことが大切です。許可なく禁止薬を持ち込むことは、トラブルや罰則の原因になるため、しっかり準備をして渡航しましょう。

韓国に精神薬を持ち込みできる?

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韓国では、向精神薬や麻薬成分を含む薬の持ち込みが特に厳しく規制されています。例えば、睡眠薬や抗不安薬として使われる「ゾルピデム」「ジアゼパム」「アルプラゾラム」「ロラゼパム」などがこれに該当します。これらの薬を自己治療目的で持ち込む場合は、事前に搬入許可を取得する必要があります。

許可なく持ち込んだ場合には、税関での没収や入国拒否に加え、法的処分を受ける可能性があるため注意が必要です。

許可された場合でも、持ち込みできる量には制限があります。90日分を超えない量が基本です。旅行期間中に必要な量を超えないよう、医師と相談して調整しましょう。

また、滞在期間が長くなる場合は、韓国国内での処方を受けることが推奨されています。90日分を超える薬については、韓国で診察を受けて追加処方をお願いするのが確実です。

入国時には、許可証と診断書を手荷物に入れてすぐ取り出せるように準備しておきましょう。税関で確認が求められる場合があるため、対応をスムーズに行えるようにしておくことが重要です。

薬は必ず元のパッケージのまま持参し、パッケージを分けて持ち運ぶと成分が確認できず、トラブルの原因になる可能性があります。

韓国に精神薬を持ち込むことは可能ですが、事前申請と許可取得が不可欠です。正しく手続きを行い、必要な書類を揃えておけば、安心して持ち込むことができます。特に、申請が遅れると許可が下りないため、余裕を持った準備が大切です。

ロキソニンは持って行ったほうがいい?

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2025年4月から、韓国では鎮痛剤「イブ(EVE)」「ロキソニンSプレミアム」などに含まれる成分「アリルイソプロピルアセチル尿素」が持ち込みの規制対象となり、税関でのチェックが厳しくなっているため、渡航時は注意が必要です。
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韓国旅行において、ロキソニンを持って行くべきか迷う方も多いでしょう。結論として、持って行くことをおすすめします。特に、頭痛や生理痛、腰痛などに対応できる解熱鎮痛剤として、ロキソニンは非常に便利だからです。

韓国でも解熱鎮痛剤は手に入りますが、日本で普段から使用している薬の方が安心して使えるため、慣れない海外の薬に頼るよりも、持参する方が無難です。また、韓国で販売されている鎮痛剤は、日本製品よりも成分量が異なる場合があり、効果や副作用が異なることがあります。

持ち運びの際には、ロキソニンを元のパッケージに入れたまま持参しましょう。中身だけをケースに移し替えると、税関でトラブルになる可能性があります。特に、錠剤をバラバラにして持ち込むと、成分が確認できずに没収されるリスクが高まります。

さらに、ロキソニンは液体薬ではないため、機内持ち込み制限を気にせずに持参できる点もメリットです。手荷物としてキャリーバッグに入れておくと、いざというときにすぐに取り出せて便利です。

ただし、体調や症状によっては服用を控えるべきケースもあります。特に胃が弱い方は、胃に優しいタイプの解熱鎮痛剤も合わせて持って行くと安心です。

韓国旅行では、環境の変化や気候の違いで体調を崩すことも考えられます。普段から使い慣れているロキソニンを持参しておけば、急な体調不良にも安心して対処できるでしょう。

韓国旅行でおすすめの薬とは?

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韓国旅行に出発する際、万が一の体調不良に備えて薬を持参することをおすすめします。慣れない環境や異なる食文化によって、普段は問題ない人でも体調を崩すことが少なくありません。そこで、韓国旅行に役立つおすすめの薬をいくつか紹介します。

まず、胃腸薬は必需品です。韓国料理は辛いものが多く、胃が弱い方は胃痛や下痢を引き起こすことがあります。キャベジンや太田胃散のように、日本で普段から使い慣れている薬を持参すると安心です。

次に、風邪薬も準備しておきましょう。韓国は日本と気候が異なるため、急な気温変化で風邪をひく可能性があります。特に冬は氷点下になる地域も多く、喉の痛みや発熱に対応できるパブロンやベンザブロックなどが便利です。

解熱鎮痛剤も忘れずに。観光で歩き回ることが多い旅行中、頭痛や筋肉痛が発生することがあります。イブやバファリンは日本でも定番で、体質に合ったものを持参するのが良いでしょう。

また、アレルギー薬も持って行くと安心です。環境が変わると、普段は出ない症状が出ることもあります。花粉症や食物アレルギーがある方は、アレグラやザイザルなどを携帯してください。

酔い止めも検討しましょう。観光バスや船に乗る機会が多い場合、乗り物酔い対策が必要です。アネロンやトラベルミンなどの酔い止め薬があると安心です。

韓国では市販薬が薬局でしか手に入らないケースが多く、ドラッグストアでは購入できない場合もあります。現地で探す手間を省くためにも、日本からの持参が便利です。必要な薬をしっかり準備して、安心して旅行を楽しみましょう。

サプリメントや錠剤を持ち込む方法

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韓国旅行にサプリメントや錠剤を持ち込む際には、基本的なルールを知っておくことが大切です。韓国では、医薬品だけでなく、サプリメントにも一定の規制があり、場合によっては持ち込みが制限されることもあります。

まず、サプリメントや錠剤を持ち込む際には、元のパッケージに入れたまま持参することをおすすめします。パッケージには成分や製品名が記載されているため、税関での確認がスムーズになります。小分けしてケースに入れると、成分が確認できずに没収される可能性があるため避けましょう。

サプリメントであっても、持ち込み可能な量には制限がある場合があります。特に、大量のサプリメントを持ち込むと、商業目的とみなされてトラブルに発展するケースもあるため、旅行期間に見合った量を用意しましょう。

また、機内持ち込みに関しては、サプリメントや錠剤は基本的に問題ありませんが、液体タイプのサプリメントが含まれる場合は注意が必要です。液体サプリメントは、100ml以下の容器に入れ、1リットル以下の透明な袋にまとめて持ち込みます。これにより、国際線の機内持ち込み制限をクリアできます。

さらに、サプリメントや錠剤が医薬品成分を含んでいる場合、韓国では医薬品として扱われることがあります。特に、ダイエットサプリやエナジードリンクの成分には、規制がかかるケースもあるため、持ち込む前に成分表を確認しておきましょう。

持ち込みが不安な場合は、韓国大使館や航空会社のウェブサイトを確認し、最新の規制情報をチェックしてください。万が一、空港で止められた際も、成分を証明できるパッケージがあれば、説明しやすくなります。

サプリメントや錠剤の持ち込みは、適切な準備をすればトラブルを避けることができます。安心して韓国旅行を楽しむためにも、事前の確認をしっかり行いましょう。

韓国旅行で薬を持ち込み時の税関対策│イブやロキソニン、鎮痛剤は禁止?

  • 韓国で薬の持ち込み申請方法
  • 薬の持ち込みで税関チェックを受けた際の対応
  • 国際線で薬の持って行き方は?
  • 韓国に持ち込んじゃいけないものは何?

韓国で薬の持ち込み申請方法

韓国旅行で薬を持ち込みのルール|イブやロキソニン、鎮痛剤が禁止に|韓国で薬の持ち込み申請方法
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韓国に薬を持ち込む際には、事前に申請が必要なケースが多くあります。特に、向精神薬や睡眠薬、強力な鎮痛剤などを含む薬を持参する場合には、オンラインでの申請が必須です。適切な手続きを行わないと、税関でトラブルになる恐れがあるため、しっかり準備しましょう。

まず、申請は韓国食品医薬品安全処(MFDS)の公式ウェブサイトを通じて行います。オンライン申請は入国の10日前までに完了させる必要があるため、余裕を持って準備しましょう。

申請には以下の書類が必要です。

1.パスポートのコピー(顔写真と旅券番号が確認できるもの)
2.航空券のコピー(入出国日が記載されたもの)
3.医師の診断書(英語または韓国語で、薬の名称、成分、用量、使用目的を記載)
4.処方箋(患者情報、発行日、薬の詳細が記載されたもの)
5.麻薬・向精神薬搬出承認書(該当がある場合)

診断書が英語や韓国語でない場合には、公証翻訳を受けてから提出する必要があります。また、ビジネスや長期滞在(交換留学など)の場合には、その証明書も合わせて提出する必要があるため注意が必要です。

申請方法は以下通りです。

1.韓国食品医薬品安全処のウェブサイトにアクセスします。
2.「自己治療用麻薬類医薬品搬入許可」ページを選択します。
3.必要事項を入力し、書類をアップロードします。
4.申請が受理されると、搬入許可証が発行されます。

許可証を印刷して持参し、入国時に税関で提示できるように準備しておきましょう。持ち込みが許可された薬の量は、滞在期間中に消費可能な分量のみであり、余裕分として最大5日分までしか許可されていない点にも注意が必要です。

申請書に記載ミスや書類不備があると、申請が却下されることがあります。そのため、記載内容を丁寧に確認し、正確な情報を提出することが重要です。オンライン申請が完了すると確認メールが届くため、その内容も確認しておきましょう。

正しく申請を行うことで、トラブルを避け、安全に韓国旅行を楽しむことができます。万が一申請が間に合わない場合は、持ち込みを諦めるか、現地で代替薬を手配する方法を検討しましょう。規制に関する最新情報は、在日本国大韓民国大使館にて確認することができます。

薬の持ち込みで税関チェックを受けた際の対応

韓国旅行で薬を持ち込みのルール|イブやロキソニン、鎮痛剤が禁止に|薬の持ち込みで税関チェックを受けた際の対応
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韓国入国時、薬の持ち込みがある場合には、税関でチェックを受ける可能性があります。特に、麻薬成分や向精神薬を含む薬は、厳しく審査されるため、あらかじめ準備しておきましょう。

税関で薬をチェックされる際、以下の書類を提示するとスムーズに対応できます。

1.オンライン申請で取得した「搬入許可証」
2.医師の診断書(英語または韓国語)
3.薬の元のパッケージ(成分や使用目的がわかるもの)

これらの書類があれば、税関職員に薬の正当性を説明しやすくなります。特に、パッケージを外して持ち込むと成分が確認できず、トラブルになる可能性が高まるため、元の容器のまま持参しましょう。

税関で薬について質問された際には、冷静に説明することが大切です。例えば、「この薬は持病の治療に使うため、医師の処方を受けています」といった簡潔な説明が有効です。診断書や許可証を見せながら、必要性を具体的に伝えましょう。

もし、税関職員が薬の成分を疑問視した場合には、診断書や許可証を提示して「医師の指示に基づいて使用している」と説明します。さらに、事前に印刷しておいた許可証を見せることで、持ち込みが正式に許可されていることを証明できます。

万が一、薬の持ち込みが拒否されたり、没収される場合には、無理に抗議せず、職員の指示に従うことが重要です。その後、入国後に現地の医療機関で代替薬を処方してもらう方法を検討しましょう。

また、持ち込み禁止の薬を誤って持参してしまった場合は、その場で申告し、破棄手続きを行う方が適切です。虚偽の申告をすると、罰金や拘束のリスクがあるため、正直に対応しましょう。

税関チェックを受けた際には、冷静に対応し、準備しておいた書類を確実に提示することが重要です。あらかじめオンライン申請を完了し、必要な証明書を揃えておけば、大きな問題なく韓国入国を進められます。万が一のトラブルを避けるためにも、しっかりと事前準備をしておきましょう。

国際線で薬の持って行き方は?

韓国旅行で薬を持ち込みのルール|イブやロキソニン、鎮痛剤が禁止に|国際線で薬の持って行き方は?
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JALによると、国際線で薬を持ち運ぶ際には、預け荷物に入れる場合と機内持ち込みにする場合でルールが異なります。どちらに入れるかを正しく判断しないと、トラブルに繋がる可能性があるため、事前に確認しておきましょう。

機内持ち込み

機内持ち込みに適している薬は、すぐに使用が必要な薬や常用薬です。例えば、インスリンや吸入薬、頭痛薬などが該当します。特に液体薬は国際線の規定に従い、100ml以下の容器に入れ、1リットル以下の透明袋にまとめて持ち込む必要があります。検査の際には、袋ごと提示しましょう。

錠剤やカプセルについては、機内持ち込みが基本的に認められているため、手荷物に入れておけば安心です。ただし、元のパッケージのまま持ち込むことで、成分や効能が確認しやすくなり、トラブルを防げます。

預け荷物

預け荷物に入れるべき薬は、緊急性が低いものや余分な量です。特に、長期滞在の場合、90日分を超える薬は預け荷物として持参することが多くなります。温度管理が難しいため、温度変化に強い薬を選ぶと良いでしょう。

ただし、向精神薬を含む薬は機内持ち込みが原則であり、預け荷物に入れることは推奨されません。万が一、紛失や破損した場合には代替手段がなくなるため、注意が必要です。

キャリーに入れても大丈夫?

キャリーケースに薬を入れる場合、必ず機内持ち込み可能な形で収納しましょう。特に、液体薬や注射器具を持ち込む場合は、診断書や処方箋も合わせて携帯し、検査時に提示できるようにしておきます。

預け荷物に薬を入れる場合は、壊れやすいものや温度管理が必要な薬は避けるのが無難です。飛行機の貨物室は低温環境になるため、冷蔵保存が必要な薬を入れると品質が損なわれるリスクがあります。

国際線では、機内持ち込みが基本と考えて準備するのが安全です。特に、常用薬や緊急用の薬は必ず手元に置いておきましょう。預け荷物に入れる場合でも、温度管理や破損リスクを考慮し、事前にしっかり確認してから対応しましょう。

韓国に持ち込んじゃいけないものは何?

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韓国に旅行する際には、持ち込みが禁止されている物品に注意する必要があります。特に医薬品や食品、その他のアイテムには厳しい規制があるため、知らずに持参するとトラブルに発展することがあります。

1.麻薬や向精神薬
韓国では、麻薬類や向精神薬の持ち込みが厳しく制限されています。具体的には、睡眠薬や抗不安薬などが該当します。これらを持ち込む場合には、事前にオンライン申請を行い、許可を得ておく必要があります。許可なしで持ち込んだ場合、税関で没収されるだけでなく、法的処分を受ける可能性があります。

2.CBDやTHCを含む製品
日本では合法とされているCBDオイルでも、韓国ではTHC成分が含まれていると違法です。成分表示をしっかり確認し、持ち込む前に必ず許可が必要かどうかを確認してください。違法薬物として扱われるケースがあり、入国時にトラブルとなることが多いです。

3.動植物製品
韓国は動植物検疫が厳しく、特に生鮮食品や肉製品、乳製品は持ち込み禁止です。例えば、日本から持ち込む牛肉や乳製品は、検疫を通過できないため、事前に確認しておきましょう。また、生の果物や野菜も持ち込み禁止となっているため注意が必要です。

4.危険物や武器
ナイフや刃物、スタンガンなどの危険物も持ち込み禁止です。特に、アウトドア用のナイフであっても、正当な理由がない場合は没収されるため、持ち込みは避けるべきです。また、爆発物やガス缶も航空機への持ち込みが禁止されています。

5.その他の禁止品
1.偽ブランド品や違法コピー商品:発覚した場合、罰金や没収の対象となります。
2.猥褻物や不道徳な映像物:韓国の法律に反するため、所持が見つかると処罰される可能性があります。

韓国では、医薬品や食品、危険物に関して厳しい持ち込み規制が存在します。旅行前に、韓国大使館や公式サイトで最新の情報を確認し、持ち込み禁止品がないかどうかしっかりチェックしておきましょう。知らないまま持ち込むと、税関でトラブルになりかねないため、事前の確認が重要です。

韓国旅行で薬を持ち込み時に知っておくべきポイント

  • 薬は元のパッケージのまま持参すること
  • 液体薬は100ml以下の容器に入れ、透明袋にまとめる
  • 診断書や処方箋は英語または韓国語で用意する
  • 向精神薬や麻薬成分を含む薬は事前申請が必要
  • 申請は韓国食品医薬品安全処のオンラインシステムで行う
  • 許可された薬の量は90日分を超えないこと
  • 常用薬や緊急薬は機内持ち込みにすること
  • 税関チェック時は許可証や診断書を提示すること
  • CBDオイルやTHC含有製品は持ち込み禁止
  • 大麻成分が含まれる薬は韓国では違法とされる
  • 動植物製品、生鮮食品の持ち込みは禁止
  • 偽ブランド品や違法コピー商品も持ち込み禁止
  • 危険物や武器は持ち込みできない
  • サプリメントは元の容器で持ち込むこと
  • 税関でトラブル時は冷静に書類を提示すること
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