こんにちは、YUMI KOREA LOCAL|韓国旅行現地ガイドのYUMIです。
韓国旅行を計画するとき、意外と迷うのが「何月に行くのがいいんだろう?」ということ。
ソウルに住んでいる私も、季節によって観光のしやすさがかなり違うと感じています。
以前、友達が夏に韓国へ遊びに来たときは、外が暑くて歩き回るのが大変でした。一方、12月に家族が来たときは、漢江のスターバックスへ行ったものの、外が寒すぎてゆっくり景色を楽しむどころではなかったんです。
同じソウルでも、訪れる季節によって旅行の過ごし方は変わります。
韓国旅行のベストシーズンは、観光のしやすさなら春の4〜5月と秋の10〜11月が候補です。ただし、桜や紅葉の時期は人気があり、航空券やホテルの料金、観光地の混雑まで考えると、必ずしも全員におすすめできるわけではありません。
この記事では、ソウル在住の私の経験も交えながら、気候・混雑・費用の3つの視点で韓国旅行におすすめの時期を紹介します。
- 韓国旅行のベストシーズンとおすすめの月
- 春夏秋冬それぞれの観光のしやすさ
- 混雑やホテル料金が変わりやすい時期
- 旅行の目的や苦手な気候に合う季節の選び方
韓国旅行のベストシーズンは?
韓国旅行は何月がおすすめなのか。まずは、気候・混雑・費用を分けて見ていきましょう。
今回は日本人旅行者が多く訪れるソウルを中心に紹介しますが、釜山や済州島では気候が少し異なることも覚えておいてください。
観光しやすいのは4月・5月・10月
街歩きを中心に韓国旅行を楽しむなら、私がおすすめしたいのは4月・5月・10月です。
この時期は真夏の蒸し暑さや真冬の厳しい寒さを避けやすく、景福宮や仁寺洞、聖水、弘大などを歩いて観光するのに向いています。
4月は桜をはじめとする春の花が楽しめる季節。5月になると新緑がきれいになり、日中は比較的軽い服装で過ごせる日も増えてきます。
秋なら10月が特に魅力的です。暑さが落ち着き、晴れた日には公園や宮殿をゆっくり歩きたくなるような気候になります。
11月も前半は紅葉を楽しめることがありますが、後半になるほど寒さが増していくので、10月と同じ感覚で服装を考えない方がいいですよ。
ただし、4月でも朝晩は冷える日があり、春は黄砂や微小粒子状物質が気になることもあります。春と秋なら必ず快適というわけではなく、旅行する月の前半・後半でも体感が変わります。
気候・混雑・費用の比較
韓国旅行におすすめの時期を比較するときは、気温だけで判断しないことが大切です。
例えば、4月の桜が満開になる時期は景色がきれいですが、人気の散策スポットに人が集まることがあります。反対に、1月は寒さが厳しいものの、日程次第では宿泊費を抑えられる可能性もあります。
| 時期 | 気候の特徴 | 混雑の傾向 | 費用の傾向 |
|---|---|---|---|
| 3月 | まだ肌寒い | 春休み・連休に注意 | 日程で差が出る |
| 4月 | 春らしく過ごしやすい | 桜の名所は混雑しやすい | 桜の時期は上がる場合あり |
| 5月 | 街歩きに向いている | 日本の連休や韓国の祝日に注意 | 連休は上がりやすい |
| 6月 | 暑くなり雨も増える | 場所や日程による | 比較しやすい日程もある |
| 7〜8月 | 高温多湿・大雨に注意 | 夏休み・海辺は混雑しやすい | お盆や休暇期は高くなる場合あり |
| 9月 | 前半は暑さが残る | 秋夕の前後に注意 | 連休による変動が大きい |
| 10月 | 秋の観光に向いている | 紅葉・イベントで混雑する場合あり | 人気日程は上がることも |
| 11月 | 前半と後半で寒さに差 | 紅葉期は人気 | 日程による |
| 12〜2月 | 寒さが厳しい | 年末年始・旧正月などを除き落ち着く場合あり | 一部の日程で下がることも |
この表は、ソウルを中心とした一般的な旅行計画の目安です。混雑や料金を実際に測定したランキングではなく、訪問先や年によって変わります。
気候を最優先するなら4〜5月や10月、混雑を避けたいなら大型連休や桜・紅葉のピークを外した日程が候補です。費用を抑えたい場合は、月だけで決めず、航空券とホテルの合計料金を比較するのがおすすめです。
春と秋でもベストは人それぞれ
私が旅行者として韓国を訪れていた頃と、実際にソウルで暮らすようになってからでは、季節の感じ方が少し変わりました。
旅行では限られた日数でいろいろな場所に行きたいので、暑さや寒さが移動の負担になりやすいんです。
一方、在住者として考えると、夏や冬にもそれぞれ楽しい過ごし方があります。夏は冷たい飲み物を楽しみながらカフェを巡ったり、冬は暖かい店内で韓国料理を食べたり。
つまり、どんな旅行をしたいかによって、ベストシーズンは変わるということです。
屋外観光が中心なら春と秋。ホテルやカフェでゆっくりするなら、真夏や真冬でも楽しめると思います。
春の韓国旅行は何月がおすすめ?
春の韓国は、冬の寒さが少しずつ和らぎ、花や新緑を楽しめる季節です。
ただし、3月・4月・5月では気温や街の雰囲気がかなり異なります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
3月はまだ寒さが残る
3月になると韓国も春らしい日が増えますが、日本の暖かい地域と同じ感覚で訪れると、思ったより寒く感じるかもしれません。
特にソウルでは、3月前半は冬用のコートが欲しくなる日もあります。朝晩の気温が低く、風が吹くと体感温度が下がることも。
3月下旬には花が咲き始める場所も出てきますが、桜の見頃は年や地域によって変わります。
また、春は黄砂や微小粒子状物質の影響を受ける場合があります。外を長時間歩く予定なら、気温だけでなく大気の状態も確認しておきたいところです。
服装はニットや長袖に、気温に合わせて脱ぎ着できるアウターを組み合わせると便利ですよ。
4月は桜と街歩きが魅力
韓国旅行のベストシーズンとして春を選ぶなら、4月は有力な候補です。
ソウルでは桜が咲く時期になると、公園や川沿いの景色が一気に華やかになります。私が見た良才川(ヤンジェチョン)の桜並木も、春ならではの美しさがありました。

こういう景色を見ながら散歩できるのは、春の韓国旅行ならではの魅力かなと思います。
ただし、桜の開花は毎年同じ日ではありません。ソウルでは例年3月下旬〜4月上旬頃がひとつの目安になりますが、気温によって前後します。
さらに、桜の名所は週末を中心に人が増えやすくなります。満開の桜を楽しみたい場合は、混雑も旅行の一部として考えておくといいかもしれません。
花よりも街歩きの快適さを優先するなら、桜の開花時期にこだわらず4月後半まで候補に入れるのもおすすめです。
5月は観光しやすい春の終盤
桜よりも観光のしやすさを重視するなら、5月もおすすめです。
ソウルでは日中に暖かい日が増え、街路樹の緑もきれいになります。景福宮や北村韓屋村を散策したり、漢江周辺を歩いたりする旅行と相性がいい季節です。
私は、ソウル観光では想像している以上に歩くことが多いと思っています。地下鉄で移動していても、駅からお店まで歩いたり、ショッピングの途中で別のエリアへ移動したりしますよね。
その点、5月は真夏ほど暑くない日が多く、外を歩く負担が比較的小さいのが魅力です。
ただし、日本のゴールデンウィークや韓国の祝日が重なる時期は、航空券や宿泊施設の料金が高くなることもあります。
5月は気候が魅力的でも、連休を避けるかどうかで旅行費用が変わる可能性があります。
夏の韓国旅行は暑さに注意
6〜8月の韓国は、暑さと湿気が旅行の大きなポイントになります。
夏ならではの楽しみもありますが、街歩きが中心の旅行では、暑さや雨を前提に予定を考えた方がいいですよ。
6月は暑さと雨が増える時期
6月は春の過ごしやすさから、徐々に夏らしい気候へ変わっていく月です。
前半は比較的外を歩きやすい日もありますが、後半になると雨が増えることがあります。韓国の梅雨は一般的に6月下旬から7月頃にかけて訪れるためです。
もちろん、6月になったら毎日雨が降るわけではありません。晴れる日もありますし、雨の降り方は年によって変わります。
ただ、観光の予定をすべて屋外にしてしまうと、雨が降ったときに行き先を変更する必要が出てきます。
景福宮や漢江を訪れる日とは別に、ショッピングモールや美術館、カフェなどを楽しめる候補も用意しておくと安心です。
7月・8月は高温多湿になる
真夏の韓国旅行を考えているなら、暑さには十分注意したいところです。
ソウルの7〜8月は気温が高く、湿気も増えます。最高気温が30℃を超える日も多く、猛暑日には屋外を長時間歩くのがかなり大変です。
実際、夏に友達が韓国へ遊びに来たときは、外を歩くだけでも暑くて、休憩を挟まないと観光がしづらいと感じました。
韓国の地下鉄や大型商業施設、カフェなどは冷房が効いている場所も多いので、室内に入れば過ごしやすいんです。
でも、観光地から次の観光地へ移動するときは、どうしても外を歩きます。炎天下で道を調べたり、目的のお店まで歩いたりする時間が想像以上に負担になることもあります。
YUMI夏のソウル観光では、朝から夜まで外を歩き続ける予定にしない方がいいと思います。昼間は屋内で買い物やカフェ巡りをして、比較的涼しくなる時間帯に街を散策するなど、休憩を挟むだけでも過ごし方が変わりますよ。
また、夏は大雨や台風の影響を受ける可能性もあります。特に飛行機や屋外施設を利用する予定があるなら、天候によって変更できる余裕を残しておきましょう。
夏に行くなら室内観光もおすすめ
暑い季節だからといって、韓国旅行を諦める必要はありません。
夏は室内で楽しめる場所を中心にすると、旅行の負担を減らせます。
例えば、ソウルのCOEXにあるピョルマダン図書館。大きな本棚が並ぶ屋内施設なので、暑さや雨を避けながら過ごせます。


ほかにも、百貨店や大型ショッピングモール、韓国らしいカフェを中心に予定を組むのもいいと思います。
海を楽しみたい人なら、釜山の海雲台や広安里も候補。ただし、海辺も暑さや強風、大雨の影響を受けるので、必ず過ごしやすいとは限りません。
夏は夏らしい楽しみを選ぶことが、旅行の満足度につながるかなと思います。
秋の韓国旅行は観光向き
秋は春と並んで韓国旅行におすすめの季節です。
ただし、9月は夏の暑さが残ることがあり、11月後半は冬のように寒くなる日も。秋の中でも月を選ぶことが大切です。
9月はまだ暑い日がある
9月と聞くと秋を想像しますが、韓国では前半を中心に夏の暑さが残ることがあります。
特に日中は半袖で過ごせるような日もあり、暑さを避けるために秋を選んだ人にとっては、少し期待と違うかもしれません。
一方、9月後半になると徐々に過ごしやすくなることもあります。ただし、残暑が長引く年もあるので、9月下旬なら絶対に涼しいとは言えません。
また、韓国の秋には旧暦に基づく大型連休「秋夕(チュソク)」があります。
秋夕の前後は韓国内の帰省や旅行で鉄道・高速バス・国内線が混雑しやすく、一部のお店が休業する場合もあります。
毎年日程が変わるため、9月の韓国旅行では気温とあわせて祝日も確認しておきたいですね。
10月は街歩きのベスト候補
韓国旅行は何月がいいかと聞かれたら、私は10月を有力な候補として挙げます。
真夏のような蒸し暑さが落ち着き、真冬ほどの寒さもないため、歩いて観光する旅行に向いているからです。
ソウルでは景福宮や仁寺洞などの歴史ある街並みを散策するのもおすすめ。カフェのあるエリアを歩いたり、漢江沿いで過ごしたりするのもいいですね。
秋の景福宮周辺は、木々の色が変わるにつれて景色がとてもきれいになります。


ただし、10月は紅葉や秋のイベントを目的に訪れる人もいるため、人気観光地では混雑することがあります。
また、紅葉は10月に入ったら一斉に始まるわけではありません。ソウル市内と山岳地帯では見頃が異なり、年によっても時期が変わります。
気候を優先するなら10月、紅葉を優先するなら訪問先の見頃を確認して日程を選ぶのがおすすめです。
11月は紅葉と寒さの境目
11月の韓国旅行も魅力がありますが、上旬と下旬では印象が変わります。
ソウルでは11月上旬頃に紅葉が楽しめる場所もあります。一方、下旬になると朝晩はかなり冷える日が増え、冬用のコートが必要になることも。
日中は日差しが暖かくても、夕方から急に冷え込むことがあるので注意してください。
例えば、昼間に景福宮を散策して、夜に東大門や漢江周辺へ行く場合。昼間の服装のままだと寒く感じる可能性があります。
11月は紅葉がきれいな時期でも、厚手の上着を持っていくなど、冬を意識した準備が必要です。
寒いのが苦手な人は10月、少し寒くても秋の景色を楽しみたい人は11月前半を候補にするといいと思います。
冬の韓国旅行は寒くても楽しめる?
12〜2月のソウルは寒さが厳しく、屋外観光には注意が必要です。
ただ、冬ならではの景色や室内での楽しみもあるので、寒い季節だから旅行に向いていないとは言い切れません。
12月はクリスマスも寒さが厳しい
12月のソウルは、私にとっても寒さを実感する季節です。
家族が12月に韓国へ遊びに来たとき、漢江のスターバックスへ行ったことがあります。
漢江の景色を楽しめる場所なのですが、その日は外が寒すぎて、長時間ゆっくり過ごすのは難しいと感じました。
冬の韓国では、気温だけでなく風にも注意が必要です。特に川沿いや広い公園では、風の影響でさらに寒く感じることがあります。
一方、12月にはクリスマスの装飾が楽しめる場所もあります。


クリスマスの装飾を見たり、暖かい店内で食事をしたりする旅行なら、12月も十分楽しめますよ。
ただし、年末やクリスマス前後は宿泊料金が高くなることもあるので、冬だから安いと決めつけないようにしましょう。
1月・2月は寒さへの準備が必要
ソウルの冬で、特に寒さを意識したいのが1月です。
韓国気象庁の1991〜2020年の平年値では、ソウルの1月の月平均気温は約マイナス1.9℃。これは月全体の平均で、朝晩や寒波の日にはさらに低くなります。
日本でも寒い地域に住んでいる人なら慣れているかもしれませんが、比較的暖かい地域から訪れる場合は、防寒対策をしっかりしておきたいところです。
ダウンコートや手袋、マフラー、厚手の靴下などが役立ちます。また、雪が降った後は路面が凍る場合もあるので、靴も歩きやすさを重視してください。


ただし、ソウルで毎日雪が降るわけではありません。雪景色を目的に旅行しても、滞在中に雪が見られない可能性はあります。
2月になると少しずつ気温が上がる傾向がありますが、寒波が来ることもあるため、冬用の服装は必要です。
冬は室内中心なら過ごしやすい
冬の韓国旅行で大事なのは、寒い屋外にいる時間を長くしすぎないことです。
韓国では暖房が効いた商業施設やカフェ、飲食店が多く、室内に入ると暖かく過ごせる場所もたくさんあります。
以前、家族と冬のソウルを観光したときも、外の寒さは大変でしたが、暖かい室内なら問題なく過ごせました。
例えば、寒い日はショッピングモールや百貨店を巡り、夕食にスープ料理や鍋料理を楽しむのもおすすめです。
ただし、屋内が暖かい分、厚着したままでは暑く感じることもあります。脱ぎ着しやすい服装にしておくと便利ですよ。



冬のソウルでは、ホテルから地下鉄の駅までの距離も考えておくといいと思います。駅から徒歩数分の違いでも、寒い日には負担に感じることがあります。外を歩く時間を減らせる場所に宿泊すると、冬の旅行が少し楽になりますよ。
寒い季節はもちろん、暑い夏もホテルから駅や観光地までの移動距離が気になります。ソウルのどこに泊まるか迷っている方は、韓国ホテルのおすすめエリア7選も参考にしてみてください。観光の目的や移動のしやすさから宿泊エリアを比較できます。


韓国旅行の混雑する時期は?
旅行時期を決めるなら、気候と同じくらい気になるのが混雑です。
韓国では日本の休日だけでなく、韓国の祝日やイベントによっても混雑状況が変わります。
桜と紅葉の季節は人気がある
春の桜と秋の紅葉は、韓国旅行の人気の目的です。
そのため、桜並木や紅葉の名所では、見頃の週末を中心に人が増えることがあります。
特に写真を撮りたい場所では、景色をゆっくり楽しむというより、人の流れに合わせて移動するような場面も考えられます。
桜や紅葉を最優先にしたい人は、その混雑も含めて楽しむのがいいと思います。
反対に、静かに街歩きをしたい人は、開花や紅葉のピークを少し外した日程も候補です。季節感を楽しみながら、混雑を避けられる可能性があります。
日本と韓国の連休に注意する
韓国旅行の混雑を考えるときに見落としやすいのが、日本と韓国の休日の違いです。
日本のゴールデンウィークやお盆、年末年始は、日本発の航空券や人気ホテルの需要が高まることがあります。
一方、韓国では旧正月のソルラルと秋夕が大きな連休です。この時期は帰省や国内旅行が増え、KTXや高速バス、国内線などの予約が取りづらくなる場合があります。
また、普段営業している飲食店や個人店が休業することもあるので、行きたいお店が決まっている場合は注意してください。
ただし、連休だからソウルのすべての観光地が混雑するとは限りません。人の移動が地方へ向かうこともあり、場所によって状況は異なります。
韓国旅行の日程を決める前に、日本の休日と韓国の休日を両方確認するのがおすすめです。
イベント開催日も確認したい
韓国では季節ごとにさまざまなイベントが開催されます。
春の花祭り、秋の文化イベント、花火大会、冬のイルミネーションなど、旅行中に楽しめる行事はたくさんあります。
ただ、イベントがある日は周辺の道路や地下鉄、飲食店が混雑することも。
特に人気アーティストの公演や大型イベントが開催される日は、会場周辺のホテル料金が普段より高くなる場合もあります。
イベントを目的に訪れるなら早めの予約が安心ですが、観光や買い物が中心なら、イベント日程を確認して宿泊エリアを選ぶのもひとつの方法です。
韓国旅行はいつが安くなりやすい?
航空券やホテルの費用も、旅行時期を選ぶ大きなポイントですよね。
ただし、韓国旅行には毎年必ず安くなる月があるわけではありません。月ごとの大まかな傾向だけでなく、実際の旅行日程で比較する必要があります。
1月はホテル料金が下がることも
私がTrip.comでホテル料金を見ていると、1月は比較的安い価格が表示されることがあります。
もちろん、すべてのホテルが1月に安くなるわけではありません。施設や日程によって違いますし、旧正月やイベントが重なると料金が高くなる可能性もあります。
それでも、春や秋の人気日程と比べて、冬の一部の日程では宿泊費を抑えられることがあると感じています。
寒い季節は屋外観光の負担が大きいため、旅行時期を選ぶ人もいるのかもしれません。ただ、料金が下がる理由を寒さだけで説明することはできません。
ホテル料金は空室状況や予約時期、曜日、イベントなど複数の条件で変わるからです。
1月は安く泊まれる可能性がある一方、観光のしやすさでは春や秋と差があります。
安さを優先する場合でも、寒さへの対応に自信があるか考えてから選びたいですね。
連休と週末は料金が変わりやすい
韓国旅行の費用を考えるとき、月だけで比べるのはあまりおすすめしません。
同じ月でも、金曜日や土曜日に宿泊する場合と、平日に宿泊する場合では料金が違うことがあります。
また、日本の大型連休には航空券が高くなりやすく、韓国の祝日やイベント開催日は現地ホテルの需要が増える場合も。
例えば、4月の桜の時期でも、旅行する週や曜日によって価格は変わります。反対に、真冬であっても年末年始などは安いとは限りません。
そのため、旅行日程をある程度自由に選べるなら、出発日や帰国日を数日ずらして比較してみるといいと思います。



韓国のホテルは、同じ施設でも平日と週末で料金が大きく変わることがあります。実際に調べた宿泊料金の違いを知りたい方は、韓国ホテルの料金相場と平日・週末の比較結果も参考にしてみてください。


航空券とホテルは合計で比較する
旅行費用を抑えたい場合、ホテルだけの料金で判断しないことが大切です。
宿泊費が安くても航空券が高ければ、旅行全体の費用は増えてしまいます。逆に航空券が安い日でも、現地の宿泊費が高い場合があります。
旅行日を決めるときは、候補となる日程をいくつか用意して、航空券とホテルの合計で比べるのがおすすめです。
ホテルについては、Trip.comでソウルのホテル料金を比較したり、Agodaで同じ宿泊日程の料金を確認したりすると、予約条件の違いも見えてきます。
ただし、表示価格だけでなく、税金・手数料を含む最終料金、キャンセル条件、朝食の有無、部屋の定員も確認してください。
特に冬は駅からホテルまでの距離、夏は暑い中での移動時間も気になるところです。
数千円の宿泊費の違いだけで決めず、観光のしやすさも考えて選ぶ方が満足できると思います。



また、ホテルは予約するサイトによっても料金が異なる場合があります。Trip.com・Agoda・Expediaの違いを詳しく知りたい方は、韓国ホテル予約サイト3社の料金比較も参考にしてみてください。


旅行先によっておすすめ時期は違う
ここまではソウルを中心に紹介しましたが、韓国は訪れる地域によって気候や観光の楽しみ方が異なります。
釜山や済州島へ行く場合は、ソウルとは少し違う視点で季節を考えてみましょう。
ソウルは春と秋の街歩きが魅力
ソウルは地下鉄が発達していて便利ですが、観光では屋外を歩く機会が多い街です。
景福宮、北村韓屋村、仁寺洞、明洞、弘大、聖水など、人気エリアの多くでは街歩きそのものが楽しみになります。
そのため、暑さや寒さを避けやすい4〜5月と10月は、初めてのソウル旅行にも向いています。
一方、ショッピングやカフェ巡りが中心なら、夏や冬でも予定を組みやすいでしょう。
旅行で訪れたい場所が屋外中心なのか、屋内中心なのかを先に考えると、季節を選びやすくなります。
釜山は海を楽しむ季節も候補
釜山はソウルより南に位置し、冬の気温も比較的穏やかな傾向があります。
ただし、海沿いでは風が強く感じられる日もあるため、冬でも薄着で過ごせるという意味ではありません。
釜山旅行で海水浴やプールを楽しみたい場合は夏が候補になります。一方、海沿いの散策や街歩きなら、春や秋の方が過ごしやすい日も多いです。
私が釜山で見た甘川文化村も、坂道や階段が多い観光地でした。こうした場所では真夏の暑さが負担になる可能性があります。


また、釜山には海を眺められるカフェもあります。夏の暑い日や冬の寒い日は、屋内から海を楽しむ過ごし方もおすすめです。
済州島は雨と風にも注意する
自然を楽しみたい人に人気の済州島は、ソウルとは違った魅力があります。
海岸線や山、自然の景色を楽しむ旅行なら、春や秋が候補になります。
ただし、済州島は海に囲まれているため、風が強い日があります。また、夏は大雨や台風の影響にも注意が必要です。
冬も雪が降ることがあり、私たちが訪れたときは、なんと約10年ぶりという大雪に遭遇しました。


予想以上の積雪で移動も大変でしたが、普段とは違う済州島の雪景色が印象に残っています。
冬に訪れる場合は、雪や強風による交通への影響も考えて、余裕のあるスケジュールを組むのがおすすめです。
特にハイキングや海沿いの観光を予定しているなら、気温だけでなく、風や雨の予報を確認しておきたいところです。
また、済州島は観光地が広い範囲に点在しているため、ソウルのように地下鉄で移動する旅行とは異なります。
屋外で過ごす時間が多くなるほど、天候によって旅行の印象が変わりやすい地域です。
目的別におすすめの月を選ぼう
結局、韓国旅行はいつ行くのがいいのでしょうか。
ここでは旅行の目的や苦手な気候に合わせて、候補となる時期を紹介します。
初めての韓国旅行なら春か秋
初めて韓国へ行く人には、4〜5月か10月をおすすめしたいです。
初めての旅行では、地下鉄の乗り換えを調べたり、地図を見ながらお店を探したり、思った以上に歩くことがあります。
そんなとき、真夏の暑さや真冬の寒さが厳しいと、移動するだけでも疲れてしまうかもしれません。
春と秋なら比較的街歩きがしやすく、限られた旅行日程を楽しみやすいと思います。
ただし、人気の季節だからこそホテルが希望する料金で見つからない場合もあります。
初めての韓国旅行なら、観光しやすいエリアのホテルを早めに確認しておくと、日程を決めやすくなるでしょう。
暑さが苦手なら10月を候補に
暑いのが苦手で、韓国旅行中はたくさん歩きたいという人なら、10月がおすすめです。
9月はまだ暑さが残ることがありますが、10月になると秋らしい気候の日が増えてきます。
特に宮殿観光や街歩き、屋外での写真撮影を楽しみたい人には向いていると思います。
ただし、10月後半は朝晩の冷え込みが増えることもあるため、薄手の上着などを準備しておくと安心です。
寒さが苦手なら5月を候補に
寒い季節が苦手な人なら、5月を候補にするのがおすすめです。
3月はまだ寒く、4月も朝晩の冷え込みがあります。その点、5月は暖かい日が増え、春の終わりらしい気候になります。
ただし、5月でも雨の日や朝晩に肌寒い日はあります。必ず半袖だけで過ごせるというわけではありません。
それでも、冬のような厳しい寒さを避けながら観光したい人には、選びやすい月だと思います。
費用重視なら冬も候補になる
旅行費用を優先するなら、冬の一部の日程も比較してみる価値があります。
特に1月はホテル料金が下がることもありますが、ソウルの寒さはかなり厳しくなります。
そのため、寒い中で屋外観光をしたいのか、それとも暖かい室内で買い物や食事を楽しみたいのかを考えておくことが大切です。
また、1月でも年始や旧正月など、料金が高くなる日程はあります。
費用を抑えたい場合は、冬という季節だけで判断せず、複数の日程の総額を比較してください。
旅行時期を決める前の確認事項
行きたい季節が決まったら、最後にいくつか確認しておきたいことがあります。
季節の特徴だけを知っていても、実際の天候や予約状況は旅行する日によって変わるからです。
気温と雨の予報を確認する
韓国旅行の服装は、月だけで決めない方が安心です。
同じ4月でも暖かい日と肌寒い日がありますし、10月も上旬と下旬で体感が異なります。
また、夏には大雨や台風、冬には寒波や雪の可能性があります。
韓国気象庁の1991〜2020年の平年値では、ソウルの最も暑い月は8月、最も寒い月は1月です。降水量は7月に多く、夏に雨が集中する傾向があります。
ただし、平年値は過去の観測データに基づく平均であり、旅行する日の予報ではありません。
気候について詳しく確認したい場合は、韓国気象庁「地域別気候特性」が参考になります。
旅行の数日前になったら、訪問する都市の最新の天気予報や気象警報を確認してください。



旅行する季節によって、必要な服装や持ち物も変わります。春の寒暖差対策や夏の雨対策、冬の防寒用品などについては、韓国旅行の持ち物チェックリストで季節別に紹介しています。


宿泊費は実際の日程で確認する
韓国旅行のホテル料金は、同じ月でも宿泊日によって変わります。
例えば、平日と週末、連休の前後、イベントの有無などで料金が異なる場合があります。
そのため、「1月は安い」「10月は高い」といった月ごとの印象だけで判断しないのがおすすめです。
また、旅行時期によって便利な宿泊エリアの条件も少し変わります。
冬は駅から近いホテル、夏は地下鉄や商業施設へ移動しやすいホテルなど、気候に合わせて考えると滞在が楽になると思います。
予約前には、最終料金、キャンセル期限、駅からの距離、口コミの内容なども確認しておきましょう。
祝日とイベント日程を調べる
韓国の祝日やイベントは年によって日程が変わるものがあります。
特に旧正月や秋夕は旧暦に基づくため、日本のカレンダーだけでは分かりにくいことがあります。
また、桜や紅葉の見頃、季節ごとのお祭りも毎年同じ日になるわけではありません。
イベント情報を確認する場合は、韓国観光公社「韓国の気候と季節別旅行情報」も参考になります。
実際の開催日や営業時間については、イベント主催者や各施設の公式サイトで最新情報を確認してください。
この記事の気候・混雑・料金に関する情報は、一般的な傾向や旅行計画の目安です。特定の日の天候、空室、料金、イベント開催を保証するものではありません。正確な情報は韓国気象庁、観光施設、航空会社、宿泊予約サービスなどの公式サイトをご確認ください。健康上の不安がある場合は、必要に応じて医師などの専門家へご相談ください。
韓国旅行のベストシーズンに関する疑問
ここまで季節ごとの特徴を紹介しましたが、旅行する月を決めるときに気になりやすい疑問もあります。
韓国旅行の時期に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 韓国旅行は結局何月が一番おすすめですか?
A. ソウルでの街歩きや観光のしやすさを優先するなら、4月・5月・10月がおすすめです。特に10月は真夏の暑さが落ち着き、屋外観光を楽しみやすい季節。ただし、春や秋は人気の観光地が混雑することもあるため、費用や混雑まで含めると全員に共通する一番の月はありません。
Q2. 韓国旅行で避けた方がいい月はありますか?
A. 屋外観光を快適に楽しみたいなら、暑さと湿気が厳しい7〜8月や、寒さが厳しい1月は慎重に考えた方がいいと思います。ただし、夏の海や冬のイルミネーションなど、その季節ならではの楽しみもあります。避けるべき月というより、自分が苦手な気候に合わせて選ぶことが大切です。
Q3. 韓国旅行は春と秋のどちらがおすすめですか?
A. 桜や新緑を楽しみたいなら春、紅葉や比較的涼しい気候での街歩きを楽しみたいなら秋がおすすめです。春は黄砂や微小粒子状物質に注意が必要な日があり、秋は11月後半になると寒さが増します。どちらも魅力がありますが、目的と訪問する月によって選ぶといいと思います。
Q4. 韓国旅行は冬の方が安いですか?
A. 冬の一部の日程ではホテル料金が下がることがあります。私がTrip.comで料金を見ていると、1月に比較的安い価格が表示されることも。ただし、年末年始や旧正月、イベント開催日などは高くなる場合があります。必ず冬が最安というわけではないため、航空券とホテルの合計料金で比較するのがおすすめです。
Q5. 雨が少ない季節に韓国旅行するならいつですか?
A. ソウルでは一般的に夏の7〜8月に降水量が多く、秋の10月は比較的雨が少ない傾向があります。冬も降水量は少ないものの、寒さや雪への注意が必要です。雨の少なさと観光のしやすさを両方考えるなら10月が候補ですが、実際の天候は年や日によって変わるため、出発前に最新予報を確認してください。
まとめ|韓国旅行は目的に合う季節を
韓国旅行のベストシーズンは、何を優先するかによって変わります。
観光のしやすさだけなら春と秋が候補ですが、混雑や宿泊費まで含めると、必ずしも同じ時期が全員に合うわけではありません。
最後に、旅行時期を選ぶポイントをまとめます。
- 4月:桜や春の街並みを楽しみたい人におすすめ
- 5月:暖かい季節に街歩きをしたい人におすすめ
- 6月:前半は候補になるものの、後半は雨に注意
- 7〜8月:暑さや雨への対策をしながら夏ならではの旅行を楽しむ時期
- 9月:残暑と秋夕の連休に注意したい時期
- 10月:暑さを避けて観光したい人におすすめ
- 11月:紅葉を楽しめる一方、後半は寒さに注意
- 12〜2月:防寒対策をして室内観光や冬の雰囲気を楽しむ時期
私自身、夏に友達と観光したときは暑さが大変でしたし、冬に家族と漢江へ行ったときは寒さの厳しさを実感しました。
だからこそ、初めて韓国へ行く人には、外を歩きやすい春や秋をおすすめしたいです。
でも、冬の室内観光も楽しいですし、夏には夏ならではの過ごし方があります。
大切なのは、寒さ・暑さ・雨・混雑・費用のうち、自分が何を一番避けたいかを考えること。
気候を優先するなら4〜5月や10月、料金を優先するなら連休を外して複数の日程を比較するなど、旅行の目的に合った時期を選んでみてください。
韓国には季節ごとに違う魅力があります。あなたが一番楽しめそうな時期に、韓国旅行を計画してみてくださいね。









